≪中途採用関連≫『ミドル世代の転職状況と愛すべきバカバカしさ』

こんにちは。
仕事で大阪へ行った新幹線の往復で
「銀河鉄道999(劇場版)」とその続編を見て
エンディングで泣きかけていたROGC佐藤です。
(おっさんが一人泣きでキモいとか言わないように)

 

ちょっとノスタルジックになりながら、
見る度に色々と原点思い出せるこの作品。
かなりリピートしています。
されどアニメですが、本当にオススメです。

 

そんな999がオンタイムだった40代の転職市場について
前回のブログで少し触れましたが、もう少し状況を深掘りしてみたいと思います。

 


 

35歳転職限界説の崩壊

 

「少子高齢化」「人手不足」「売り手市場」などの条件も重なり、
必然的にミドル、シニア層への需要も増えて
定説とされた「35歳転職限界説」の崩壊も事実と見て間違いない統計も出ています。

 

 

(DODA転職成功ガイドより)

 

40代以降は2007年に2.5%だったのが2016年下期には16.2%に跳ね上がっています。
40代以降の転職が以前よりポジティブな見方ができますよね。
年功序列型や終身雇用も過去の考えとなり、
中途採用を積極的に行う企業が増えたことで、
転職者を受け入れる企業の抵抗感も薄れてきた事も要因として挙げられます。

 


 

「ゆとり世代」と「新人類」

 

現在の若い世代を、揶揄した言い方も含め「ゆとり世代」と呼ばれますが、
今の40代の方々も当時は「新人類」と呼ばれていました。
ジェネレーションギャップの表現はどの世代でも存在します。

 

弊社山田の新卒採用ブログの話題にもあるとおり、
昨今の新卒採用者の勤務後3年以内の離職率が高いなど
特に20代は早期に辞める(転職判断が早い)印象が強く持たれています。

 

これが中途採用の領域になると、この印象は採用判断に顕著に現れます。
第二新卒者の人気が年々低下していると言われるのも
以前の会社を数年で辞めているという事実が裏付けとして足枷になっているのでしょう。

 

「すぐに会社の愚痴を言って転職を考えてしまうゆとり世代」より、
「(少し乱暴ですが、切羽詰まっている分)簡単に転職したりはしない新人類世代」

 

の方が転職市場の企業ニーズに合っているとも言えます。

 

まだ、海の物とも山の物とも言えないギャンブル要素のある原石採用の新卒とは違い
図らずも即戦力を求める中途採用領域では
「すぐに転職してしまうかもしれない育成期間も必要な若者」はリスクであり

 

「若くて能力があり、長期間会社に尽くしてくれる即戦力」は高すぎる理想

 

と認識され始めてるのかもしれません。

 


 

とは言え、ミドル世代の転職は

 

売り手市場でミドル採用の需要も上がっているとはいえ、
ミドル世代の転職が安易に捉えられるものもなく、
年齢が上がれば、転職条件も厳しくなっていくのも事実です。
この背景で言えば、こと新人類世代において、求められるのは言わずもがな
「入社後は即戦力」に尽きると言って過言ではありません。

 

人手不足も相まって育成に余力を避けない企業が多い中
新規事業の立ち上げや市場開拓、
技術系やマーケティング、人事、経理、法務など
経験値やスキルがないと即戦力として期待しづらい職種では
40代への期待も高く、企業のニーズが高まっています。

「即戦力になるスキルや経験」これを活かした転職活動が成功のキーとなり、
これがなければ、極端な表現で無謀と言わざるをえません。
同スキルであれば若い世代の方が有利なわけですから
「経験」というアドバンテージを武器として精製することが必須になります。

チャンスは増えてきていますが
じっくり戦略を立て、しっかり準備をして転職活動に望むのがベストです。

 


 

眼光紙背に徹す 的な

 

前回ブログで、
「今の40代は、新卒時から仕事でパソコンが導入され始めた世代」と
書かせてもらいました。

ちょっと私見が強いかもしれませんが、
現在のPC使用を主流とする仕事の仕方に自然と適応していて
マインドや社会人常識と呼ばれるものも今の日本企業が持っている感覚に近いので、
今の40代は「35歳転職限界」などの感覚から生じるそれとは、
ちょっと違うと思います。

 

採用側の企業については、過去の定説や感覚に惑わされず
冷静に根本を見て受け入れていくことが、
より良いミドル層の採用に繋がるんじゃないかと思っています。

 

この私見を更に広げれば、前回「金山かも」と例えた今の40代ですが
その後に続く今の(ゆとり教育以前の)30代がこの先40代になった時、
それは金山以上のプレミアムゴールドなのかもしれません。

 

こう考えると、ミドル世代の転職市場は、この先更に活況になるのではと
予測する佐藤でありました。

 


 

余談という名のまとめ

 

最後に超余談ですが
2009年、お台場の潮風公園に
等身大のガンダム(約18m)の立像が現れましたよね。

これって、当時ガンダム世代だった方々が、
色々と決裁権を持った年代になったからこそ
「いいじゃん、やっちゃえよ」的なノリもあったんだろうなと思います。
たぶん、それより前の世代の方が決裁者だったら、絶対許さないだろうと(笑)

 

こういう遊び心というか、良い意味でバカバカしいことを真剣にできる余裕と感覚を持って
ミドル世代が活躍していくといいなぁと思う今日この頃です。