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≪アルバイト採用関連≫『今の大学生がアルバイト選びで重視することとは』
株式会社ログシー(ROGC Inc.)の田代です。
当社ではアルバイト採用のご支援を行なっておりますが、
皆さんもご存知の通り、毎年1~3月は、
大学生がアルバイトを積極的にさがす時期。
今回は気になる大学生のアルバイト事情について調査しました。
イマドキ大学生がアルバイト選びで重視していることや、
ひと月に稼ぎたいと思っている金額はどの程度なのでしょうか。
日本学生支援機構による最新の学生生活調査では、
約55%が実家暮らしで約40%が一人暮らしをしていました。
その他は寮や友人の自宅で生活しているようです。
実家暮らしと一人暮らしではお金の使い方にも差がありますが、
“アルバイト選びで重視すること”には共通点があるようです。
時給や仕事内容ももちろん重要ですが、
「どんなスキルが身につくのか」
を考える学生が非常に増えています。
接客業であればコミュニケーションスキルが身につきますし、
コールセンターではビジネススキルを学ぶことができますよね。
自分の長所、短所を具体化することが増えてくる大学生にとって、
コンプレックスの克服や成長に繋がるアルバイトの時間はとても貴重なものです。
求人募集の際には、
この仕事をする上でどんなスキルが身につくのかを詳しく提示することで
魅力の伝わり方も、マッチング度もアップします。
向上心を持つアルバイターは貢献度も高くなる傾向がありますので、
優秀な人材を必要とする上でも良い効果が見込めます。
では、大学時代にアルバイトを経験した社会人が
スキルアップにつながったと感じているアルバイトはどのような職種なのでしょうか。
「社会人が就職活動で役に立ったアルバイト職種調査」での結果は下記です。
1位:フード・飲食(居酒屋・カフェ)
2位:販売(コンビニ・アパレル)
3位:サービス業(レジャー・ホテル)
4位:教育(家庭教師)
5位:オフィス(事務・コールセンター)
1位~5位までコミュニケーション力が必要な職種となっており、
アルバイト時代の経験が社会人になってから役に立ったと感じている人が多いようです。
「アルバイトの経験を通して、身に付けられたスキルを教えてください。」
という質問に対しては下記の回答となりました。
1位:コミュニケーション力(57.4%)
2位:粘り強さ(32.2%)
3位:チームワーク力(30.0%)
粘り強さとチームワーク力も、社会人として重要な能力ですね。
学生は、“今やっている仕事が未来にどのように繋がっていくのか”を
理解できるとモチベーションが更に高まります。
大学生がアルバイトを始める最初の一歩である求人募集で、
“どのようにモチベーションを高めるのか”
が、コストパフォーマンスにも反映してくるかもしれません。
大学生がアルバイトでひと月に稼ぐ金額は平均で5万円。
学校だけでなくインターンシップを並行して行なっている場合もあります。
忙しい大学生ですが、その向上心が大きな力になります。
インターンシップも低学年(1~2年生)を対象にした
長期期間条件で実施する企業が増えていたり、
「就活に役立つスキルや経験を身につけたい」という
意識が高い大学生も毎年一定数います。
他アルバイト募集だけではなく、
インターンシップ募集も「採用競合」となりえるのです。
大学生のアルバイト採用をしていく中で、
先述した、
「この仕事をする上でどんなスキルが身につくのか」
を、詳しく提示するとともに、
「インターンシップよりも就活に役立つ」ことを求人原稿に落とし込むことも、
採用差別化を図るポイントになります。