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2018年1月19日

≪新卒採用関連≫『ブランディングと採用動画』

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こんにちは。
株式会社ログシー(ROGC Inc.)の山田です。
 
企業ブランディングにかかせない「採用動画」。
 
新卒採用では既にメジャーですが、
アルバイトや中途採用でもご相談が増えています。
 


 

 
 
アルバイト採用だと、
求人媒体「バイトル」が標準装備の仕様なので、
作ったことがある人事の方もいらっしゃるかと思いますが、
「少しくらい予算かけてでも良いものをつくりたい」という場合、
ちょっと考えてほしいのです。
 
というのも、
「採用動画」って絶対必要かと言われると、
実際はそうでもありません。
 
採用活動を優位に進める有効ツールであることは
間違いないのですが、例えなかったとしても、
母集団形成もできるし、
動機形成、入社グリップ、
いわゆる採用活動自体はできます。
 
要は「どう使うか」が重要なのです。
 
ですので、
 
「動画をつくりたい」というご相談、もしくは、
「動画をつくりましょう」とご提案する際には、
必ず、以下を明確にするようにしています。
 
・何のためにつくるのか
・何を実現したいのか
・どこで、どういった使い方をするのか
 
母集団形成でいうと、
求人媒体・ナビ・採用HPの応募CVRを向上させたい、
SNSで動画を拡散させてタッチポイントを増やしたい、
説明会で業界のことを知ってもらってエントリーにつなげたい 、等。
 
動機形成でいうと、
選考が進んでる求職者や学生に仕事のやりがいを訴求したい、
福利厚生を映像として伝えて印象に残したい、
競合他社との差別化ポイントを視覚的に訴えかけたい、等。
 
ちなみに新卒採用だと、
「社員インタビュー動画を見たい」という
学生ニーズも結構高いです。
 
人事からの情報も大事ですが、
現場の社員は何にやりがいをもって働いているのか、
社員座談会と同様のインプットを、動画に期待しているというもの。
 
実際に昨年、
社員インタビューやドキュメント動画を作らせてもらった
ある企業様の例ですが、
説明会に動画をコンテンツとしてポンと入れたところ、
「説明会で何が印象に残りましたか?」のアンケート項目に、
9割超の学生が「動画」と答えたほどです。
(その企業様では特に女子学生に好評でした)
 
また、あえてURLは張りませんが、
ネットリサーチでよくある「印象の良い企業HPは?」の
上位群のHPを見ると、だいたいページ内にどっかり動画が鎮座しています。
 
皆さんが思っている以上に、
今の10‐20代って動画ネイティブ世代なのです。
 
動画はインフォグラフィクスのような
アニメーションチックなものから、
プロモーションや説明会動画まで色々とありますが、
もし上記のような「社員インタビュー」系や、
「ドキュメント」系を制作する場合は、
 
『弱みを改善する』のではなく、

『自社の強みを強化する』という使い方がオススメです。

 
というのも、
いくら日常生活で動画に触れることが一般的になっているとはいえ、
さすがに10分以上の長尺の映像をダラダラ見せられると逆効果です。
 
短くて30秒-2分、長くても5分くらいでしょうか。
 
伝えたいことはちゃんと絞った方が効果的です。
 
わかりやすい例でいうと、不動産や証券のような、
業界的にゴリゴリの営業職募集だったとして、
 
「ノルマはきついが、給与は高い」
「給与はそれほどだが、充実の福利厚生で長期的に働ける」
 
『競合と比較して●●だが、〇〇だ。』
 
『〇〇だ。』のプラス項目に振り切ってインタビュー、
そして映像化する方が、
伝えたいことがブレない良い動画に仕上がると思います。
 
こうやって文字で書くとすごい単純ですね。
でも、大切なことです。
 
最後に、社員インタビュー系で
頻出する質問例を書いておきます。
新卒採用系で使われるものですが、
中途やアルバイト採用なんかでも汎用できると思います。
ご参考までに。
 
【インタビュー質問例】
・仕事内容
・1日の仕事の流れ
・就職活動時の話(業界・業種・自社に興味をもったきっかけ)
・入社理由(同業他社との違い)
・職場環境について
・社内コミュニケーションについて(同僚・先輩・上司・後輩・役員等)
・プライベートの過ごし方
・働きやすさについて(特に女性)
・キャリアや目標について
・日々の仕事で大切にしていること
・学生や求職者へのメッセージ
 
ではまた次回!
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